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ハイヤードライバーはなぜ営業所に泊まる?家に帰らない理由とメリットを解説

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目次(タップすると飛べます)
  1. はじめに
  2. ハイヤードライバーは家に帰れるのに営業所へ泊まることがある
  3. ハイヤードライバーが家に帰らず営業所に泊まるメリット7選
  4. 実際に営業所ではどのように泊まるのか
  5. 営業所に泊まるデメリット4選
  6. 「営業所に泊まる=ブラック企業」とは限らない
  7. まとめ|家に帰らないのもハイヤードライバーなりの働き方

はじめに

ハイヤードライバーの働き方について調べていると、「営業所に泊まることがある」という話を聞くことがあります。

これだけ聞くと、

「家に帰れないほど忙しいの?」
「かなりブラックな働き方なのでは?」

と不安に感じる人もいるかもしれません。

しかし実際には会社から帰宅を禁止されているわけではなく、自分の判断であえて営業所に泊まるドライバーもいます。

特に翌朝の出庫が早い場合などは、自宅へ帰るより営業所で休んだ方が楽なケースもあるからです。

ここではハイヤードライバーが家に帰れる状況でも営業所に泊まる理由や、そのメリット・デメリットについて私の体験談をもとに詳しく解説します。

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ハイヤードライバーは家に帰れるのに営業所へ泊まることがある

ハイヤードライバーの「泊まり」とは?

ハイヤードライバーの「泊まり」とはその日の勤務が終わったあとに自宅へ帰らず、営業所などでそのまま夜を過ごすことです。

ハイヤー会社によって設備は異なりますが、仮眠室や休憩スペースなどが用意されている会社もあります。

そこで睡眠を取り翌朝になったら身支度を整えて次の運行へ向かいます。

一般的な会社員の場合、仕事が終われば自宅へ帰るのが当たり前でしょう。

一方ハイヤードライバーは早朝からの仕事や深夜まで続く運行が発生することもあります。

そのため翌日の予定によっては「今日は家に帰らず営業所に泊まろう」という選択肢が出てくるのです。

会社から泊まり込みを強制されているわけではないケースもある

「営業所に泊まる」と聞くと会社から強制的に泊まらされているようなイメージを持つ人もいるかもしれません。

もちろん会社や勤務形態によって事情は異なりますが、必ずしもそうとは限りません。

その日の仕事が終わって帰宅できる状態であっても翌日の運行予定を考えて自分から泊まることがあります。

たとえば翌朝5時に出庫しなければならない場合です。

自宅まで片道1時間かかるドライバーであれば深夜に帰宅して再び始発で出勤するなど、数時間後には再び家を出る必要があります。

それなら営業所でそのまま寝た方が体力的にも時間的にも楽だと考える人がいても不思議ではありません。

つまりハイヤードライバーの泊まりは必ずしも「帰らせてもらえない」という意味ではないのです。

家に帰れるのに、あえて営業所に泊まるドライバーもいる

実際にハイヤーの仕事をしていると翌日の予定を見て「今日は泊まった方が楽だな」と感じる場面があります。

重要なのは帰れないのではなく、帰らない方が合理的なケースがあるということです。

往復の通勤時間を考えればその時間を睡眠や休息に充てた方が翌日の運行に余裕を持てます。

特に通勤時間が長い人や早朝深夜運行が多い人ほど、このメリットを感じやすいでしょう。

ハイヤー業界を知らない人から見ると特殊な生活に見えるかもしれませんが、ドライバー側からすると仕事を続けやすくするための一つの工夫でもあります。

ハイヤードライバーが家に帰らず営業所に泊まるメリット7選

翌朝の出庫時間が早いから

ハイヤードライバーが営業所に泊まる代表的な理由が、翌朝の出庫時間が早いことです。

ハイヤーは企業役員やVIPなどお客様の予定に合わせて運行します。

そのため早朝から仕事が始まることも珍しくありません。

たとえば朝6時にお客様を迎えに行く場合、その時間に営業所を出ればよいわけではありません。

車両の準備や点検、目的地までの移動時間なども考える必要があります。

結果としてかなり早い時間に営業所へ出勤しなければならないことがあります。

こうした日は前日の夜から営業所に泊まっておけば朝の負担を大幅に減らせます。

帰宅しても数時間後には家を出なければならないから

前日の仕事が遅く終わり翌日の仕事が早い場合、自宅に帰ってもほとんど滞在できないケースがあります。

たとえば夜23時に営業所で仕事が終わり自宅まで1時間かかるとします。

帰宅する頃にはすでに深夜0時です。

そこから食事や入浴、翌日の準備を済ませれば寝る時間はさらに遅くなります。

それなのに翌朝4時や5時には家を出なければならないとなれば実際に眠れる時間はかなり短くなってしまいます。

それなら営業所に残り移動時間を減らした方が睡眠時間を確保しやすくなります。

「せっかく家に帰れるのにもったいない」と感じるかもしれませんが、翌日の仕事まで含めて考えると、泊まった方が合理的な場合もあるのです。

往復の通勤時間を睡眠時間に変えられるから

営業所に泊まる大きなメリットの一つが通勤時間を削減できることです。

仮に自宅と営業所が片道1時間離れているとすると、一度帰宅して翌朝再び出勤するだけで合計2時間かかります。

営業所に泊まればこの2時間をそのまま休息時間に変えることができます。

ハイヤードライバーにとって十分な睡眠を取ることは非常に重要です。

「家で寝る時間は少し短くなるけれど、自宅で寝たい」と考える人もいれば、「営業所でもいいから1時間でも長く寝たい」と考える人もいます。

どちらが正解というわけではありませんが、翌日の仕事を優先して営業所泊を選ぶドライバーもいるということです。

この「通勤しなくて良い」というのが一度体験すると楽すぎる、という人が多いのも一つの事実です。

朝ギリギリまで休めるから

営業所に泊まれば翌朝の移動時間がほとんど必要ありません。

そのため自宅から出勤する場合よりも遅い時間まで休むことができます。

たとえば朝5時30分から車両の準備を始める場合、自宅から1時間かけて出勤するなら4時台には家を出なければなりません。

しかし営業所に泊まっていれば起床後すぐに準備へ取りかかれます。

朝の1時間は意外と大きなものです。

特に前日の仕事が遅かった場合、このわずかな睡眠時間の差が翌日の体調にも影響します。

運転を仕事にしている以上なるべく良いコンディションでハンドルを握ることは重要です。

その意味でも営業所泊は体力を温存するための選択肢になります。

電車の遅延による遅刻リスクを減らせるから

ハイヤーの仕事ではお客様との約束の時間に遅れないことが非常に重要です。

特に早朝は電車の本数が少なかったり、電車が遅延しても利用できる公共交通機関が限られていたりする場合があります。

営業所に泊まっていれば、こうした通勤中のトラブルを心配する必要がありません。

もちろん通常の出勤日でも時間に余裕を持って行動しますが、絶対に遅れられない早朝運行では最初から営業所にいること自体が安心材料になります。

精神的な余裕という意味でも泊まるメリットはあります。

翌日の運行準備に余裕を持てるから

ハイヤードライバーの仕事はただ車を運転するだけではありません。

運行前には車両の状態を確認したり、その日のルートやお客様の予定を確認したりする必要があります。

早朝に自宅から急いで出勤すると、どうしても時間に余裕がなくなりやすくなります。

一方で営業所に泊まっていれば時間にゆとりを持って翌日の準備を始めることができます。

予定より少し早めに起きて、ルートを再確認したり、身だしなみを整えたりすることも可能です。

特にハイヤーは時間厳守や丁寧な接客が求められる仕事です。

朝から慌ただしく準備するよりも余裕を持って仕事を始められることは大きなメリットといえるでしょう。

終電を気にしなくて済むから

運行内容によっては仕事が深夜まで続くこともあります。

電車通勤のドライバーの場合、勤務終了時刻によっては終電が気になることもあるでしょう。

営業所に泊まる選択肢があれば、「終電に間に合うか」を過度に気にする必要がありません。

特に翌朝も早い運行が入っているのであれば深夜に帰宅して再び早朝に出勤するより効率的です。

こうした柔軟な働き方ができる点も営業所に泊まるメリットの一つです。

実際に営業所ではどのように泊まるのか

仮眠室や休憩室を利用する

営業所によってはドライバー用の仮眠室や休憩スペースがあります。

こうした場所を利用して睡眠を取り翌日の仕事に備えます。

設備の充実度は会社によって異なり、ベッドが用意されているところもあれば簡易的な休憩スペースが中心の場合もあります。

そのため転職先を選ぶ際に泊まり勤務の可能性があるのであれば休憩設備について確認しておくのもおすすめです。

シャワーやお風呂が用意されている会社もある

泊まることを想定している営業所ではシャワーなどの設備が用意されていることもあります。

仕事が終わったあとに汗を流してから休めるため、翌日も比較的気持ちよく仕事を始められます。

特に夏場や長時間勤務のあとは、こうした設備があるかどうかで快適さが大きく変わります。

ただしすべての営業所にあるわけではありません。

設備については会社ごとの差が大きいポイントです。

着替えや洗面用品を置いているドライバーもいる

営業所に泊まることが多いドライバーの場合あらかじめ必要な物を会社に置いておくこともあります。

たとえば着替えや歯ブラシ、洗面用品などです。

毎回すべて持ち運ぶよりも最低限の泊まりセットを用意しておいた方が便利だからです。

突然翌日の早朝運行が入った場合でも必要な物がそろっていればそのまま泊まることができます。

営業所泊が珍しくなくなってくるとホテルに泊まるときのような簡単なセットを準備している人もいます。

営業所によって設備やルールは大きく異なる

ここまで紹介した内容はすべてのハイヤー会社に当てはまるわけではありません。

仮眠室が充実している会社もあれば、泊まり自体を想定していない会社もあります。

また設備の利用方法やルールも会社によって異なります。

そのためハイヤードライバーへの転職を検討していて営業所泊が気になる人は、面接や会社説明会などで確認しておくと安心です。

「泊まることはありますか?」
「仮眠室やシャワーはありますか?」

といった具体的な質問をしておけば入社後の生活もイメージしやすくなります。

営業所に泊まるデメリット4選

自宅ほど熟睡できない

最大のデメリットは、やはり自宅ほど快適には眠れないことです。

普段使っているベッドや布団とは環境が違うため人によってはなかなか寝付けないこともあります。

周囲にほかのドライバーがいる環境であれば物音が気になる人もいるでしょう。

睡眠時間を増やせても睡眠の質が下がってしまえば逆効果になる可能性もあります。

営業所泊が自分に合うかどうかは個人差が大きい部分です。

家族と過ごす時間が減ってしまう

営業所に泊まれば、その日は家に帰らないことになります。

一人暮らしであればそれほど気にならないかもしれませんが、家族と暮らしている人にとっては大きなデメリットになり得ます。

家族と一緒に夕食を食べたり、子どもと過ごしたりする時間が減ってしまいます。

たまに泊まる程度であれば問題なくても頻繁に続くと家庭への影響を感じる人もいるでしょう。

「亭主元気で留守がいい」と考える奥さんならいいかもですが、家族との時間も含めて考える必要があります。

生活リズムが仕事中心になりやすい

営業所に泊まることが当たり前になると生活の中心が仕事になりやすい点にも注意が必要です。

仕事を終えてそのまま会社で寝て、起きたらまた仕事をする。

この生活が続けば自宅にいる時間は自然と少なくなります。

通勤の負担が減るという意味では楽ですが、仕事とプライベートの切り替えが難しくなる人もいます。

便利だからといって毎回泊まるのではなく自分なりにバランスを取ることが大切です。

泊まりが続くと疲労が蓄積することもある

営業所泊は睡眠時間を確保するために役立ちますが、それだけで疲労が完全に取れるとは限りません。

慣れない環境での睡眠や不規則な勤務が続けば少しずつ疲れが蓄積することもあります。

特に運転の仕事では疲労や寝不足が集中力に影響します。

「営業所に泊まっているから大丈夫」と考えるのではなく、きちんと休息が取れているかを意識することが重要です。

「営業所に泊まる=ブラック企業」とは限らない

「帰れない」と「自分から帰らない」は大きく違う

まず理解しておきたいのが、「帰れない」のと「帰らない」のでは意味がまったく違うことです。

会社の都合で十分な休息時間も与えられず帰宅できない状況が続いているのであれば問題があります。

一方勤務終了後に帰宅できるにもかかわらず、翌日の予定を考えて本人が泊まることを選択しているのであれば事情は異なります。

営業所泊という事実だけでその会社がブラック企業だと判断することはできません。

ハイヤー特有の早朝・深夜運行と相性がいい

ハイヤーは一般的な9時から17時までの勤務だけで完結する仕事ではありません。

お客様の予定によって早朝から運行する日もあれば夜遅くまで仕事が続くこともあります。

こうした働き方だからこそ営業所に泊まれる環境が便利になることがあります。

毎日必ず帰宅しなければならないと考えるよりも、翌日の予定に合わせて柔軟に泊まれる方が楽なケースもあるのです。

大切なのは勤務時間と休息時間が適切に確保されているか

営業所泊を考えるうえで重要なのは、「泊まっているかどうか」だけではありません。

実際に十分な休息時間が確保されているかを見る必要があります。

営業所に泊まったとしても、ほとんど眠れないまま次の勤務に入るのであれば身体への負担は大きくなります。

逆にきちんと休息時間が取れており本人が通勤時間を減らすために泊まっているのであれば働き方の一つとして合理的な選択です。

まとめ|家に帰らないのもハイヤードライバーなりの働き方

ハイヤードライバーが営業所に泊まると聞くと、「仕事が忙しすぎて家に帰れないのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかし実際には家に帰れる状況でも翌日の仕事を考えて自分から営業所に泊まるケースがあります。

営業所泊について考えるときは、「帰れない」と「帰らない」を分けて考えることが大切です。

翌朝が早かったり帰宅してもすぐに出勤しなければならなかったりする日はあえて帰らない方が楽な場合があります。

一見すると特殊な働き方ですがハイヤードライバーにとっては合理的な選択になることもあるのです。

営業所に泊まる最大のメリットは、通勤時間を削減できることです。

往復1〜2時間の移動をなくせれば、その分を睡眠や休息に充てることができます。

これ、実際にやってみるとめっちゃ楽です。

ハイヤードライバーは安全運転が最優先の仕事だからこそ、体調を整えるために営業所泊を選ぶこともあります。

ハイヤー業界を知らない人からすると、「会社に泊まる」という言葉にはネガティブな印象があるかもしれません。

もちろん営業所泊には自宅ほど快適に眠れない、家族との時間が減るといったデメリットもあります。

営業所に泊まること自体が良い・悪いというよりも、翌日の予定や自分の生活に合わせて使い分けられることが重要です。

また、始発でも間に合わない仕事や終電に間に合わない可能性のある仕事は断ることも可能です。

ハイヤードライバーの仕事を検討している人は、「営業所に泊まることがある」と聞いただけで不安になるのではなく、その理由や実際の勤務環境まで確認したうえで判断するとよいでしょう。

読んでもまだ迷っている方へ

ハイヤードライバーの仕事内容を理解しても、「実際に自分が向いているか」はなかなか判断しにくいものです。

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この記事の筆者
りょう
りょう
現役ハイヤードライバー
30代、40代、50代からでも最高の転職を!
都内大手ハイヤー会社で働く現役のハイヤードライバー。
前職までは飲食業に従事し、うつ病直前まで疲弊するもハイヤードライバーに転職して人生が劇的に好転。
普段脚光を浴びることの少ないハイヤードライバーという仕事について、いい事も悪い事も赤裸々にお伝えしていきます。
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